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胆石、胆嚢炎

胆石があっても無症状のこともありますが、胆石発作を起こすと、右上腹部や背中に激しい痛みが生じます。胆嚢炎は、発熱や吐き気を伴うことが多く、重症化すると命に関わることもあります。

私たち「ミルディス内科・胃腸科クリニック」では、消化器内科専門医の視点から、胆石症、胆嚢炎の診断と治療に力を入れています。胆石症、胆嚢炎は、どちらも胆のうに関連する病気です。胆石症は胆のうの中に石ができる病気で、胆嚢炎は胆のうに炎症が起こる病気です。

胆石、胆嚢炎の症状について

胆石症と胆嚢炎では、症状が異なります。

胆石症の主な症状

  • 食後の右上腹部の痛み(特に脂っこい食事後)
  • 背中や右肩への放散痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 発熱(感染を伴う場合)
  • 黄疸(胆道に石が詰まった場合)

胆石発作は、胆石が胆管を塞ぐことで起こります。そのため、痛みが発作的に強く出るのが特徴です。

胆嚢炎の主な症状

  • 右上腹部の持続的な痛み
  • 発熱
  • 吐き気、嘔吐
  • 食欲不振

胆嚢炎は、胆石が胆管を塞ぐことで胆嚢内に細菌が繁殖し、炎症が起こることで発症します。

胆石、胆嚢炎の原因について

胆石症と胆嚢炎の原因は、一部共通していますが、異なる点もあります。

胆石症の主な原因

  • コレステロール過多の食生活
  • 肥満やメタボリック症候群
  • 加齢
  • 女性ホルモン(特に妊娠・出産経験)
  • 急激なダイエットや絶食
  • 肝疾患や胆道の異常

胆石は、胆汁の中に含まれる成分が結晶化して石のようになることで発生します。コレステロール胆石が最も多く、食生活の欧米化に伴い増加傾向にあります。

胆嚢炎の主な原因

  • 胆石
  • 胆道の狭窄や閉塞
  • 胆嚢の腫瘍
  • 外傷
  • 感染

胆嚢炎のほとんどは、胆石が原因で起こります。胆石が胆管を塞ぐことで胆嚢内に細菌が繁殖し、炎症が起こります。

胆石、胆嚢炎の病気の種類について

胆石症は、胆石の種類や存在する場所によって分類されます。

胆石の種類

  • コレステロール胆石・・胆汁中のコレステロールが過剰になることでできる胆石
  • ビリルビン胆石・・胆汁中のビリルビンが過剰になることでできる胆石
  • 混合石・・コレステロールとビリルビンが混ざってできる胆石

胆石の存在する場所

  • 胆嚢胆石・・胆嚢の中に存在する胆石
  • 総胆管結石・・総胆管に存在する胆石
  • 肝内胆管結石・・肝臓の中の胆管に存在する胆石

胆嚢炎は、炎症の程度や経過によって分類されます。

胆嚢炎の種類

  • 急性胆嚢炎・・急激に発症する胆嚢炎。
  • 慢性胆嚢炎・・慢性的に炎症が続く胆嚢炎
  • 無石性胆嚢炎・・胆石を伴わない胆嚢炎。重症な基礎疾患を持つ患者さんに多い

胆石、胆嚢炎の治療法について

胆石症と胆嚢炎では、治療法が異なります。

胆石症の治療

  • 経過観察・・無症状の場合
  • 薬物療法・・ウルソデオキシコール酸の内服
  • 手術療法・・胆嚢摘出術(腹腔鏡下胆嚢摘出術が主流)

無症状の胆石は、基本的に経過観察となります。症状がある場合は、薬物療法や手術療法を検討します。胆嚢摘出術は、腹腔鏡手術で行われることが多く、入院期間も短くなっています。

胆嚢炎の治療

  • 絶食・輸液・・胆嚢への負担を軽減するため
  • 抗菌薬投与・・細菌感染を抑えるため
  • 胆嚢ドレナージ・・胆嚢内の膿を排出するため
  • 手術療法・・胆嚢摘出術(炎症がひどい場合)

胆嚢炎は、炎症を抑えるために絶食や輸液、抗菌薬投与を行います。重症の場合は、胆嚢ドレナージや胆嚢摘出術が必要になることもあります。

胆石、胆嚢炎についてのよくある質問

Q1. 胆石が見つかったのですが、痛みがない場合も治療が必要ですか?

A1. 無症状であれば経過観察となることが多いですが、大きさや位置によっては予防的に治療を勧める場合もあります。定期的な検査で状態を確認することが大切です。

Q2. 胆嚢摘出後、食事で気をつけることはありますか?

A2. 胆嚢を摘出すると、胆汁を貯めておく場所がなくなるため、脂肪の消化が苦手になることがあります。手術後しばらくは、脂っこい食事を控えめにし、消化の良いものを食べるように心がけてください。

Q3. 胆嚢炎を繰り返していますが、手術以外に治療法はありますか?

A3. 胆嚢炎を繰り返す場合は、根本的な治療として胆嚢摘出術が推奨されます。手術以外の治療法としては、抗菌薬の投与や胆嚢ドレナージがありますが、一時的な効果しか期待できません。

院長より

胆石症や胆嚢炎と診断されると、「手術が必要なの?」「どんな治療をするの?」と不安に思われる方も多いかと思います。私たちミルディス内科・胃腸科クリニックでは、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。

当院では、消化器内科専門医である私が、丁寧な問診と検査を行い、正確な診断を心がけています。また、腹部エコー検査では、胆石の有無や胆嚢の状態を詳しく観察することができます。

手術が必要な場合は、連携している専門病院をご紹介いたしますので、ご安心ください。手術後のフォローアップも、当院で責任を持って行います。

「もしかして胆石かも?」「胆嚢炎かもしれない」と思ったら、お気軽にご相談ください。早期発見・早期治療が、健康な生活を取り戻すための第一歩です。

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